2023年、北海道公立高校の出願変更は2月2日の16:00までですが、1月31日正午の時点でどうなっているかの中間状況がわかりました。大きな増減などを見てみます。
出願変更の中間状況
北海道公立高校の当初の出願状況(1/25)を受け、出願先を変更したいと思う受検生は、次の期間で出願変更が認められています。
●一般入試の出願変更期間:2023年1月27日(金)~2月2日(木)
希望する人は在籍する中学校を通じて出願を変更します。以前は当初出願した学科によって出願変更できる学科に制限があり、普通科以外の専門学科等に出願した受検生に対して非常に不公平な制度でした。
2023年からは出願変更の条件が緩和され、当初出願した高等学校、学科にかかわらず変更できるようになっています。
2023年1月31日(火)、出願変更の中間状況が北海道道教育委員会のサイトで発表されましたので、それを参照して札幌東西南北と10名以上大きく増減があったところを見てみたいと思います。
出願変更を検討している方は、直接道教委サイトをご覧ください。
札幌・石狩の当初倍率はこちら
2023年1月25日、令和5年度北海道公立高等学校の入学者選抜の1回目の出願状況が発表されました。こちらは23日の入学願書締め切りを受けての当初の集計です。石狩学区の公立高校の倍率を見て行きます。
札幌・石狩の推薦入試の倍率の記事です。自己推薦化で昨年までと大きく変わっています。
北海道公立高校入試の出願受付を受けて、2023年1月25日、北海道教育委員会は当初の出願状況を発表しました。今年は推薦入試が自己推薦となり例年と比べて大きな変化があります。この記事では出願状況を元に石狩の推薦入試の倍率を見てみます。
石狩を除く北海道立高校の当初倍率と推薦入試の倍率の記事です。
この記事では、2023年1月25日に北海道教育委員会より発表された北海道公立高校の当初倍率を受けて、石狩以外の北海道の全日制高校の全体の倍率、及推薦倍率が高い学校を見ていきます。推薦入試が自己推薦へ変わったことで、推薦倍率が例年よりアップしている傾向にあります。
推薦は出願変更はできませんので、一般入試の出願者数の当初の状況からの推移を見てみます。
出願者数が減少した学校
●まず、札幌東西南北と10名以上出願者数が減ったところ。中間の倍率は「1/31の倍率」を見てください。
学校名 | 減少数 | 当初の倍率 | 1/31の倍率 |
---|---|---|---|
札幌西 | -12 | 1.5 | 1.4 |
札幌南 | -18 | 1.4 | 1.4 |
札幌北 | -21 | 1.5 | 1.4 |
札幌啓成(普通) | -10 | 1.2 | 1.2 |
札幌英藍 | -10 | 1.2 | 1.2 |
市立札幌旭丘(普通) | -15 | 1.7 | 1.6 |
市立札幌平岸(普通) | -13 | 1.7 | 1.6 |
帯広柏葉 | -11 | 1.4 | 1.3 |
※2023年1月31日正午時点の中間状況
※当初より倍率が低くなったところは数字を青にしました。
●5〜9名の減は以下のとおり。
石狩・札幌
札幌月寒は、6名減少で、倍率は変わらず1.3倍。
札幌国際情報(普通)は、7名減少で、倍率は1.9から1.8倍へ。
市立札幌清田(普通)は6名減少で、倍率は1.4から1.3倍へ。
石狩以外
小樽潮陵は5名減少で、倍率は変わらず1.3倍。
市立函館は、8名減少で、倍率は1.7から1.6倍へ。
函館商業(流通ビジネス)は、8名減少で、倍率は1.8から1.6倍へ。
旭川東は、6名減少で、倍率は変わらず1.1倍。
旭川南(総合)は、5名減少で、倍率は1.4から1.3倍へ。
釧路湖陵は6名減少で、倍率は変わらず1.1倍。
釧路商業(流通経済)は、7名減少で、倍率は1.7から1.6倍へ。
出願者数が増加した学校
●次に札幌東西南北と10名以上出願者数が増えたところ。中間の倍率は「1/31の倍率」を見てください。
学校名 | 増加数 | 当初の倍率 | 1/31の倍率 |
---|---|---|---|
札幌東 | +6 | 1.4 | 1.4 |
大麻 | +10 | 1.1 | 1.1 |
北広島 | +18 | 1.2 | 1.2 |
石狩翔陽(総合) | +12 | 0.8 | 0.9 |
函館西 | +10 | 1.3 | 1.3 |
※2023年1月31日正午時点の中間状況
※当初より倍率が高くなったところは数字を赤にしました。
●5〜9名の増加は以下のとおり。
石狩・札幌
札幌手稲は8名増加で、倍率は変わらず1.0倍。
札幌白石は8名増加で、倍率は変わらず1.2倍。
札幌東陵は9名増加で、倍率は変わらず0.9倍。
札幌国際情報(国際文化)は6名増加で、倍率は1.6から1.7倍へ。
市立札幌藻岩は9名増加で、倍率は1.0から1.1倍へ。
石狩以外
函館商業(国際経済)は6名増加で、倍率は1.1から1.3倍へ。
釧路北陽は6名増加で、倍率は変わらず1.0倍。
倍率の変化まとめ
人数が増えても倍率がそのままというのは、少数第2位を四捨五入しているからという理由です。人数の増減があれば、実際の競争率は変化しています。なお今回の数字は結果的な増減のデータであって、何名が出て何名が入ったかという水面下の状況は分かりません。
あくまでも中間状況なので、締め切り後にどうなるかはまだわかりません。
出願変更締め切り後の出願状況が2月13日に発表されました。
2023年度の公立高校入試、一般入試の出願変更は2月2日締め切られました。それを受けて、出願変更後の出願状況が、2023年2月13日、道教委サイトで発表になりました。1/25発表の当初の出願状況からどのように倍率の変化が …
出願先は、受検生の希望を最優先に考えたいですね。
こちらの記事はピックアップのみですので、実際に出願変更を考えている方やその他の高校の増減の詳細は、直接北海道教育委員会のサイトでデータをお確かめください。
参照:
北海道教育委員会 高等学校入学者選抜情報 出願変更の中間状況
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