2024年2月14日、北海道のサイト、総務部教育・法人局学事課、小中高その他のページで、2月13日17時現在の北海道の私立高校の志願状況が発表されました。

この記事では高倍率の私立高校と、前年度と比べて大きな倍率の変動があった高校をピックアップしていきます。

2024出願状況

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北海道全体の状況

2024年の北海道の私立高校の募集定員は、すべての学科を合わせると10,881人。それに対して志願者数は31,673人となり、倍率は2.91倍となりました。昨年度の3.01倍と比べると0.1ポイント低くなっています。

私立高校の倍率の見方

私立高校の倍率は、公立高校の倍率と同じ感覚で見ると非常に高倍率。そのため驚いてしまうかもしれませんが、それほど心配することはありません。

公立高校は、募集人員ぴったりの合格者しか出せないので、倍率が実際の競争率の参考になりますが、私立の場合は募集人員の何倍もの合格者を出すことができるので、実質倍率はここで発表される倍率とはかなり異なります。

私立の一般入試の場合、公立との併願でそちらに流れていく合格者が多数出るので、それを見越してかなり多くの合格者を出すわけです。また私立は同じ普通科でも学力などによりいくつかのコースに分かれていることが多く、上位コースの合格基準を満たしていなくても他のコースで合格になることもあります。

合格者数を非公表としている学校も多いのではっきりとはわかりませんが、上位コースや奨学生にチャレンジする場合は狭き門になっても、全体の実質倍率はそれほどにならないことが多いはずです。

出願の時点で中学の先生や高校の相談会で十分相談できていれば、倍率が高くてもそれほど心配しなくてもいいのではないでしょうか。

昨年度の古い資料になりますが、上記と同じ法人局学事課のページの
「令和5年度私立高等学校の学校別入学者数(R5.5.1現在)」では、昨年度の北海道の私立高等学校の志願者、合格者、入学者の数をそれぞれ見ることができます。過去の資料ですが、実際の倍率を予想するための参考資料になりそうです。

5倍以上の私立高校は

上記をふまえて、5倍以上の高倍率の高校を見てみます。比較のため昨年(R5年)の倍率も記載します。今年度(R6年)の倍率は赤色の数値をご覧ください。

学校名 学科名(募集定員) 志願者数 R6倍率 R5倍率
札幌光星 普通(360) 1,875 5.2 5.3
札幌第一 普通(400) 2,060 5.2 5.5
札幌創成 普通(305) 1,566 5.1 5.2
武修館 普通(140) 742 5.3 5.6

4倍台の私立高校は

次に4倍台の高倍率の高校を見てみます。

学校名 学科名(募集定員) 志願者数 R6倍率 R5倍率
北海 普通(385) 1,838 4.8 5.1
北海学園札幌 普通(400) 1,618 4.0 4.0
札幌北斗 普通(340) 1,468 4.3 4.2
札幌龍谷学園 普通(300) 1,404 4.7 4.6
北見藤 普通(140) 593 4.2 4.3

前年と比較して大きく倍率の変動があったのは

次に今年の人気の傾向を把握するヒントとして、令和4年と比較して、倍率0.5ポイント以上の変動があった学校を見ていきます。

倍率0.5ポイント以上の上昇

まずは0.5ポイント以上倍率が上がった学校です。R6(2024年)は赤色の数値

学校名 学科名(募集定員) R6倍率 R5倍率 増加pt
函館大学付属有斗 普通(180) 2.7 2.2 +0.5
遺愛女子 英語(35) 2.7 2.1 +0.6
旭川明成 総合(206) 2.5 2.0 +0.5

倍率0.5ポイント以上の減少

次に0.5ポイント以上倍率が減少した学校です。R6(2024年)は赤色の数値

学校名 学科名(募集定員) R6倍率 R5倍率 減少pt
海星学院 普通(105) 2.8 3.3 -0.5
旭川実業 普通(205) 2.6 3.1 -0.5

参照:北海道総務部 教育・法人局学事課:小中高その他「令和6年度私立高等学校入試志願状況」

北海道私立高校の入試日程と合格発表は

私立高校の一般入試の合格発表の日程は、各高校によって異なるので、それぞれ受検した学校の受検要項などを確認してください。2月の後半になるところが多いですが、3月になるところもあります。
私学ナビHOKKAIDOでは 「令和6年度私立高等学校(全日制)一般入試日程等一覧」を見ることができます。

入試当日と前日の準備などについて

合格発表の方法も学校によって異なるようなので、受検した高校の募集要項を確認してください。合格発表当日に簡易書留やレターパックなどで合格通知が家に届き、結果を知ることが多いのではと思います。

入学手続きの締切日や方法もよく確認しておきましょう。ほとんどの学校の手続きは、一般入試の場合公立高校の合格発表と追加合格の連絡の日を待ってくれるはずです。

ただ公立の合格発表後の時期は途端に忙しくなるので、予め手続きについては確認しておくと安心です。