2023(令和5)年度の北海道の高校入試関連記事をまとめました。今後も随時記事を追加していく予定です。記事の追加や更新はTwitterでお知らせしますので、もしよろしければこちらをフォローしてください! Follow @ …
合格発表の日程はいつ
2023年の合格発表は、令和5年(2023年)3月17日(金)です。時間は10:00から。
ちなみに札幌市立中学校の卒業式は2023年3月15日(水)です。
例年、札幌では卒業式よりも後に本検査の合格発表が行われます。
どうやって発表されるの?
午前10:00、各高校のウェブサイトに掲載されます。以前は各高校での受検番号の掲示もあったのですが、2020年以降は密を避けるためになくなりました。2023年もその可能性が高いと思いますが最新の状況をお確かめください。
合格通知などの書類は?
合格通知など必要書類の入った封筒は受検生の家に直接郵送されます。発送は合格発表の日。
一般書留、簡易書留、レターパックプラスのいずれかで届きます。
入学意思はどうやって伝えるの?
公立と私立の併願で受検する場合、予め複数合格した場合の優先順位を記した入学意思確認書を中学校に提出していて、中学校はこの入学意思確認書に基づいて手続きを行います。公立高校に合格し入学の意思がある場合は、合格発表当日中学校の指定した時間に登校し、再度入学の意思を確認することになるはずです。その辺りは実際の中学校の指示に従って手続きを行いましょう。
入学しない私立高校には連絡するの?
公立高校に入学する場合、入学しない併願の私立には、前述の入学意思確認書に基づいて中学校が連絡をします。そのため受検生が直接連絡したり、改めて書類などを提出したりする必要はありません。
公立高校に合格したものの辞退する場合は
通常、私立等と併願し、公立高校を辞退する場合は、受検そのものを欠席し辞退することになると思います。なぜなら、公立高校の学力検査は、私立高校の合格発表の後に行われるからです。第一希望の私立に合格している場合は、願書を出していても公立を受検する必要はなくなりますよね。
ですからこのケースはほとんどないのではないかと思いますが、もし公立高校の合格を辞退する場合は発表当日に入学辞退の手続きを中学校で取ることになるのではないでしょうか。
公立高校が不合格となった場合は?
追加合格について
公立の合格者の数は、私立のように募集定員を上回ることは殆どありません。ですので合格辞退者が出て募集定員に欠員が出た場合、追加合格を出すことがあります。
合格者の追加は、決められた日の決められた時間内に、高校から中学校を通じて連絡されます。ですから追加合格の発表のある日は、電話連絡がつくように待機しておく必要があります。また、併願の私立高校への振込などの手続きも、可能なら追加合格の発表を待ってからにする方がいいでしょう。
2023年の追加合格の連絡は、3月20日(月)9:30〜16:30に、合格者の中学校長に対して通知が行われる予定です。
併願の私立高校へ行く場合
受験生は入学する私立高校から送付されている書類の指示に従って、入学金等の振込などの入学手続きを進めます。併願として私立高校を受検する場合、入学金などの振込は、公立高校の合格発表、また追加合格発表まで待ってくれるような期日になっていることがほとんどだと思います。前述のように追加合格の発表時間を過ぎてから振込を行うといいのではないかと思います。
※それ以前に入学手続きが必要な高校もあります。
北海道市立中学高等学校協会のサイトでは、手続き締め切り日を含めた北海道私立高校の一般入試日程の一覧が確認できます。
(令和5年度私立高等学校入試日程の「一般入試日程」から見ることができます。)
高専との併願
私立高校との併願は、振込や手続きが追加合格後となることがほとんどだと思いますが、高専との併願の場合、追加合格は待てないスケジュールになっている場合があります。公立の合格発表当日にすぐ手続きを行わなければならない場合があるようなので、注意が必要です。その年、その学校によって変わるかもしれないので、実際の学校の指示に従いましょう。
高専(国立)の併願者の追加合格についてはこちらの記事をどうぞ。
日比谷高校の定員割れで浮かび上がる公立辞退と追加合格。北海道の場合
2次募集について
追加合格の発表後定員に満たなかった高校では、2次募集が行われます。道教委のウェブサイトや新聞で第2次募集人員の発表があります。
2023年の日程は以下のとおり。
第2次募集人員の発表: 2023年3月22日(水)
出願の受付:2023年3月23日〜3月24日 9:00〜16:30
2次募集の出願の受付は中学校を通じて行われます。また2次募集では筆記試験を再度行うわけではなく、先に受験した高校から入試結果が送られて選抜に用いられます。
合格発表は2023年3月29日までに本人へ通知で行われます。
2023年がどうなるかは分かりませんが、ここ数年定員に満たず2次募集を行う公立高校は一定数あります。
※参考までに2022年の記事です。
この記事では、2021年の北海道の公立・私立高校の2次募集についてまとめています。 2022年度 北海道・札幌 高校入試の関連記事 北海道の公立高校合格発表に関する疑問あれこれ 北海道の高校入試2次募集 北海道の公立高校 …
2次募集終了後定時制の選抜がある場合も
2023年度の「道立高等学校一般入学者選抜実施要項」には、このような記載があります。
定時制の課程において、2次募集終了後、入学希望者がある場合は、令和5年(2023年)4月12日(水)までの間に選抜の上、入学させることができる。
2次募集終了後も定時制の門戸は開かれている可能性があるので、希望する場合は問い合わせてみてはいかがでしょう。
有朋高校の選抜
北海道有朋高等学校は道立の高等学校ですが、通信制と単位制の課程がある高校です。公立ですが出願と選抜の日程が他の公立高校と異なり、一般の公立高校の合格発表後に出願の締め切りと選抜の日程を設けているという特徴があります。詳しくは公式サイトへ。
発表後にやることもたくさん
札幌の高校受検は、それがいいのか悪いのかは別として、中学校を通じて行う手続きが非常に多いです。3年生になると大切な提出物が多くなりますので、提出物の管理、特に提出期限には十分注意が必要ですね。
日程等は感染症や天候などの影響で変更になることがありますので、実際の手続きは各学校の指示に従ってください。
また合格発表後の入学準備は、各高校の指示に従って進めて行くのですが短い期間にたくさんあり、計画的に行う必要があります。高校入学を控えた春休みは、とにかく忙しいです。どんなことがあるかはこちらの記事をどうぞ。
北海道公立高校の合格発表後、短い春休みを経て入学式まではやることがたくさんあります。新しい門出にドキドキ・ワクワクしながらも、とにかく入学準備に追われる日々となるでしょう。入学式までにやることとは? 自己採点と予想最低点 …
参照:北海道教育委員会 高等学校入学者選抜情報道立高等学校入学者選抜の手引