北海道公立高校の出願変更は2/1の午後4:00までですが、1/30正午現在どうなっているかの中間状況がわかりました。当初発表で高倍率校とそうでないところの差がかなりありましたが、どのように変化したでしょう。(2019年度の記事です)

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出願変更の中間状況

ちなみにこのデータは各高校での掲示と新聞で発表され、道教委のWEB掲載はありません。1/31の道新の朝刊に普通科のみのデータが公表されていたので、それを参照して札幌東西南北と10名以上大きく増減があったところ(普通科)を見てみたいと思います。ちなみに当初倍率に関してはこちらの記事をご覧ください。

2019年北海道公立高等学校の1回目出願状況が発表!札幌の倍率は?

出願者数が減少した学校

まず、出願者数が減ったところ。中間の倍率は1/30の倍率を見てください。

学校名 減少数 当初の倍率 1/30の倍率
札幌東 -31 1.8 1.7
札幌西 -5 1.7 1.7
札幌南 -15 1.4 1.3
札幌北 -5 1.3 1.3
札幌啓成 -17 1.3 1.3
札幌英藍 -17 1.4 1.3
札幌国際情報 -16 2.0 1.8
札幌新川 -41 1.7 1.6
帯広柏葉 -12 1.3 1.3
釧路江南 -16 1.3 1.3

※2019年1月30日正午時点の中間状況
※当初より倍率が低くなったところは数字を青にしました。

出願者数が増加した学校

次に出願者数が増えたところ。中間の倍率は1/30の倍率を見てください。

学校名 増加数 当初の倍率 1/30の倍率
札幌月寒 19 1.4 1.5
札幌手稲 21 1.0 1.1
札幌西陵 13 1.0 1.0
札幌白石 13 1.1 1.1
札幌藻岩 19 1.2 1.2
石狩南 20 1.1 1.2
釧路北陽 14 1.0 1.0

※2019年1月30日正午時点の中間状況
※当初より倍率が高くなったところは数字を赤にしました。

倍率の変化

札幌東、札幌南、新川が0.1ポイント、札幌国際情報(普通)が0.2ポイント倍率を下げています。反対に札幌月寒と札幌手稲、石狩南が0.1ポイント倍率を上げました

人数が増えても倍率がそのままというのは、少数第2位を四捨五入しているからという理由です。人数の増減があれば、実際の競争率は変化しています。高倍率を嫌って出願変更した層は、月寒、手稲、藻岩、白石、西陵、石狩南などへ向かったということでしょう。

札幌国際情報の普通科が-16人という減少にもかかわらず、0.2ポイントも下がったのは、募集人員が2クラス80名と少ないからです。ちなみに東西南北や札幌新川の募集人員は320名です。人数的に最も変化したのは、札幌新川の-41人です

その他の学校

その他としては、札幌旭丘は-4で1.5倍のまま。札幌平岸は増減なしで1.4倍のままです。普通科のデータだけなので、当初1.5と倍率の高かった総合学科の厚別高校はわかりませんでした。

あくまでも中間状況なので、締め切り後にどうなるかはまだわかりません。出願変更締め切り後の出願状況は、2/13に発表され道教委のWEB掲載もある予定です。

参照:北海道新聞