ライラックの季節
「札幌の木」として市民に愛されるライラック、札幌では庭木としてもいたるところに植えられ、初夏の街を彩る花木ですが、涼しい地方以外ではあまり馴染みがないかもしれません。
ライラックは和名ではムラサキハシドイと呼ばれ、リラ(フランス語由来だそうです)とも呼ばれます。白や紫、ピンク色の香りの良い可愛らしい房状の花が咲く小高木です。
いずれも大通公園で撮影。
ライラックの可愛らしい花は目で楽しませてくれるだけではなく、香りも高いのが特徴です。
3年ぶりのさっぽろライラックまつり会場開催
ライラックが咲き誇る5月下旬、行われていたのがさっぽろライラックまつり。
しかしこの数年リアルでの開催が自粛されていました。そのライラックまつりが2022年は3年ぶりの会場での開催となっています。
とはいえ、縮小されている部分やこれまではなかった制限もあるので、詳しくは公式ページでご確認の上来場するのがおすすめです。
さっぽろライラックまつり
開催日と会場
ライラックまつりの会場は大通公園と川下公園。
●大通会場:2022年5/18(水)~29(日) 大通公園西5丁目~6丁目
●川下会場:2022年5/28(土)~29(日)
大通会場のイベント
大通公園西5丁目
大通公園西5丁目では5/21・22をメインとして会期前半、各種ワークショップや売店などが開かれます。
子どもが楽しめそうなものは、昔の遊び体験コーナーや折り紙教室、似顔絵コーナーなど。
そのほか、お宝無料鑑定&アンティークマーケット、ライラック展示及び販売・相談コーナーなども。
大通公園西6丁目
大通公園西6丁目では、5/18〜29まで「ライラックカフェテラス」か開催。スイーツや軽食、ドリンクが楽しめます。
営業時間は10:00~21:00(ラストオーダー20:30)
利用にはまだ制限もあるので、詳しくは公式ページでご確認ください
また6丁目では、5/21・22、地元の小中高校生による「ライラック吹奏楽祭」も開催されます。ここ2年の制限により発表の機会を何度も奪われた吹奏楽部。やっと今年は練習の成果を会場で発表できる機会が持ててよかったですね。
「ライラック吹奏楽祭」公式ページはこちら
5/28〜29は、歌謡やチアダンスなどの「ライラックステージ」が予定されています。
「ライラックステージ」公式ページはこちら
またこの季節の大通公園は、ライラックの他にも色々な花が咲き乱れています。北海道は本州などに比べて春が遅い分、この初夏から秋にかけての短い季節に様々な花の盛りの季節がぎゅっと詰め込まれているんです。
本州の春から初夏の花の季節が、ここではまるで一度にやってきたようで…。こんな風に色々な種類の花が一度に咲き乱れているのを見るのも、この時期の大通公園の楽しみ方のひとつです。
どうぞ散策を楽しんでみてください!