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8丁目は奈良・興福寺 中金堂
8丁目は奈良・興福寺 中金堂の大雪像。興福寺 中金堂は710年に藤原不比等により創建され、その後何度も焼失と再建を繰り返したそうです。
そして、平成12年(2000)に仮堂が解体され、「奈良・興福寺 中金堂」再建事業としまして、発掘調査と基壇の整備が始まりました。「興福寺」創建1300年を迎えた平成22年(2010)に立柱式を終え、現在、平成30年(2018)の落慶を目指し、天平様式の建物として、復元工事が進んでいます。
引用元: 公式サイト大通会場の雪像・催し
そんな天平の香り漂う大雪像。歴史ある建造物がもつパワーを感じることができます。
素晴らしいですね!
そして夜のライトアップも素敵です。
ライトアップにより柱の一本一本が際立ち、細部までこだわった作りが良くわかります。
和風建築の素晴らしさを再認識できますね。
プロジェクションマッピングを見て来ました!
昼間の雪像も素晴らしいのですが、夜はもっと凄いんです。奈良・興福寺 中金堂のプロジェクションマッピングを見て来ました。
良かったです!日本が誇る歴史的建造物ということで、全体的に和風なのですが、モダンかつスタイリッシュ!和の格好良さ、クールさを遺憾なく発揮した仕上がりです。
寺の直線的なデザインを最大限利用して、プロジェクションマッピングの良さを余計に引き立てているような印象を受けました。
▼動画はこちら
最後は浮かび上がる阿修羅像。思いがけず拝見できた国宝の姿に、ありがたい気持ちになりました…。
公式ガイドブックによると、プロジェクションマッピングの時間帯は、
18:00〜21:00
※30分おきに1回上映予定。会期中毎日実施。会場の混雑状況で上映スケジュールが変わる可能性があります。
となっています。私が観た初日は、観客の入れ替えが済んだら程なく始まるという印象でした。混雑の様子を見て、上映間隔を調整しているのかもしれません。4丁目のファイナルファンタジー7の3Dマッピングより少し早めに終了するので、ご注意ください。
大雪像ができるまで
この大雪像に使われた雪の量は、5tトラック600台分のおよそ3,000tにも及ぶそうです。
▼こちらは1/14時点の8丁目の様子。日が落ちてからも作業できるようにでしょうか?光るライトが印象的。
▼こちらは1/21時点の8丁目の様子。
骨組みの中、中金堂の形がしっかり確認できます。アイスブロック工法という、細かいパーツを貼り付けて細部まで表現する技術により、精緻な再現が可能に。
▼こちらは2/4時点の8丁目の様子。制作期間は約1ヶ月。
こちらの雪像は、陸上自衛隊第18普通科連隊による制作。素晴らしい雪像をありがとうございました!
参照:さっぽろ雪まつり公式ガイドブック