もいわ山ロープウェイの事故

もいわ山ロープウェイでは、令和元年8月24日、ゴンドラが駅に到着直前に非常停止し鉄塔に衝突、2人(その後7人と判明)がけがをするという事故が発生しました。その後事故の検証作業が行われ、9月15日10:30から運行を再開することとなりました。

夏の観光シーズン中の事故。当時ゴンドラはほぼ満員だったそうです。怪我をした方、また突然のことに恐怖を感じたであろう乗客のことを思うと、このような事故が2度とないよう、しっかりと対策を立て万全な状態での運行が望まれます。

追記:11月7日にもゴンドラが7日に緊急停止し、その後運休しています。12日から運行再開予定。

もいわ山ロープウェイを使わずにもいわ中腹駅へ行くには

もいわ山展望台

札幌の街がぐるりと見渡せるもいわ山山頂は、日本新三大夜景に選ばれたこともあり近年特に観光客の人気が高まっていたスポットです。それだけに今回の事故は残念ですが、それでも山頂からの景色が見たいという場合、ロープウェイを使わなくても山頂へ行ける方法はあります。

そもそももいわ山ロープウェイは、麓にあるもいわ山麓駅から、中腹にあるもいわ中腹駅までを繋いでおり、山頂までは行けません。もいわ中腹駅から展望台のあるもいわ山頂駅へは、モーリスカーというミニケーブルカーか、徒歩で向かいます。ロープウェイを使わなくても中腹駅まで行くことができれば、山頂まで行くことは簡単です。

中腹までは藻岩山観光道路も

中腹駅までは、ロープウェイのほか、有料道路の藻岩山観光道路を通って行くことができます。中腹駅までは約3.5km。11月中旬~翌4月上旬の冬季は通行止めですが、それ以外の期間は豊かな自然を感じながらのドライブを楽しみつつ、中腹駅へ向かうことができます。

営業時間

期間:4月26日~11月中旬(予定)
時間:10:30~22:00  ※入場は、21時30分まで

冬期通行止め

料金

一般乗用車:660円
二輪(125ccを超える):320円

時期に制限はありますが、レンタカーや観光タクシーを利用して、ドライブを楽しみながらもいわ山からの展望を目指すのも良さそうです。

登山道は観光客には向かないかも

なお、藻岩山には登山道もあり、そこから山頂へ向かうこともできますが、割とがっつりした山道なので、時間のない観光客にはおすすめできません。今年は札幌近郊の熊の目撃情報が例年以上に多いというのもおすすめできない理由の一つです。

もいわ中腹駅から展望台のあるもいわ山頂駅へ

そういうわけで、ロープウェイ運休時に展望台へ行くには、4月中旬から11月中旬までは、藻岩山観光道路を通って中腹駅へ行き、そこからモーリスカー(ケーブルカー)か自然学習歩道を使って徒歩(冬期は通れません)で山頂駅を目指しましょう。

モーリスカー(ケーブルカー)

モーリスカーは、スイス製の森林体験型の輸送システム。ロープウェイロープウェイとのセット料金もありますが、モーリスカーのみで乗車の場合の料金は

往復:大人600円 こども300円
片道:大人300円 こども150円

となっています。急な坂道を約1分40秒で山頂までぐんぐん登って行きます。

自然学習歩道

徒歩で行く場合は自然学習歩道を歩きます。右がモーリスカーに沿ってできている階段状の登山道。かなり急です。左は自然学習歩道。冬季は通れません。なお夜も危険なのでモーリスカーを使いましょう。

自然学習歩道は軽装でも歩きやすいように整備されています。子どもでもまたスニーカーがなくても景色や自然を楽しみながらのんびり歩いて行くことができるので、天気が良ければケーブルカーを使わず徒歩を選択するのもいいでしょう。下りなら約15分、登りでもそれに近い時間で到着できると思います。

もいわ山展望台からの景色

もいわ山展望台からぐるりと360度見渡せる景色は、雄大そのもの。晴れていても多少雲があっても楽しめます。
もいわ展望台から

この画像を撮った日は曇りでしたが、雲間から差し込む光がとても印象的でした。

藻岩展望台 夕刻

そして夜は、山と街が近い札幌ならではの素晴らしい夜景が。

藻岩展望台 夜景

日本新三大夜景に選ばれただけはあります。

恋人の聖地「幸せの鐘」

山頂には恋人の聖地と言われる幸せの鐘も。この鐘の周りの手すりには南京錠が取り付けられるようになっており、カップル2人の名前を書いて取り付けると、絶対に別れないという伝説が。

もいわ山ロープウェイ

紅葉の見頃は10月頃。近代的な街と美しい自然のコントラストをお楽しみください。