この記事では、2023年の北海道の公立・私立高校の2次募集についてまとめています。
2024年の記事はこちら
2024年北海道高校入試の2次募集について
北海道公立高校の合格発表、追加合格などについての記事です。
2022(令和4)年度 北海道・札幌 高校入試の関連記事 自己採点と予想最低点 北海道公立高校一般入試【2022】自己採点と入試予想最低点 3月1日発表の再出願後の出願状況(一般入試の最終倍率) 北海道公立高・最終の一般 …
北海道の高校入試2次募集
北海道の公立高校は、合格者の数が募集人員に満たないときと、合格者のうちに入学の意思のない者などが出て、追加合格を出してもなお募集人員に満たないとき、2次募集を行います。
私立高校も、少ないですが2次募集を行う高校があります。出願を考えている場合は、中学校に相談しましょう。
2023年(令和5年度)北海道私立高校の2次募集
北海道の私立高校の2次募集の情報がある場合は、「私学ナビHOKKAIDO」のサイトで確認することができます。
こちらのサイトでは、3/17現在「令和5年度私立高等学校一般入試に係る2次募集の実施について」で実施日程一覧が掲載されています。
こちらの協会のサイトでは情報提供のみ行われており、実際の問い合わせなどは各学校へということです。実際に受験を考えている場合は、早めに在籍中学校に相談するといいと思います。
これによると、2023/3/6の時点の情報で、北星学園大学附属高校、札幌山の手高校、北照高校、小樽明峰高校、駒澤大学附属苫小牧高校が2次募集を行うとのことです。
私学ナビの2時募集の情報は随時更新されますので、適宜チェックしてみてください。
参照:私学ナビHOKKAIDO「令和4年度私立高等学校一般入試に係る2次募集の実施について」
公立高校の2次募集の募集人員の発表が、2023年3月22日(水)にありますので、そちらもチェックするといいでしょう。
2023年(令和5年度)北海道公立高校の2次募集
北海道公立高校では、本検査と追検査の合格者の数の合計が募集人員に満たないとき、又は合格辞退者が出たことによる追加合格を加えても募集人員に満たないとき、2次募集が行われます。
ただし、当初の入試(本検査と追検査)に合格した人は、たとえその高校に入学する意思がなくても2次募集の出願はできません。
2次募集の募集人員の発表
2023年3月22日(水)
各高校での掲示と、道教委ウェブサイトでの発表となります。
出願の受付
出願の受付期間は全日制、定時制ともに次の通り。
出願の受付:2023年3月23日〜3月24日 9:00〜16:30
出願は在籍する中学校を通して行います。期間がとても短いので、なるべく早く中学に相談しましょう。
合格発表
合格発表は2023年3月29日までに本人へ通知で行われます。
詳しくは在籍中学校へお確かめください。
選抜方法
2次募集の選抜は、新たに学力検査を受けるわけではなく、当初の一般入試で受けた学力検査の成績を用いて行われます。受検生は中学を通して出願しますが、中学校長を経由して最初に受験した高校の校長へ学力検査成績証明書など、2次募集の選抜に必要な書類の交付が依頼されます。
それを受けて一般入試を受検した高校の校長は、2次募集の出願先へ学力検査成績証明書を送ります。出願先の高校は、中学からの必要書類と当初の学力検査の成績などを元に選抜を行います。
受検生は、2023年3月29日までに行われる合格発表を待ちます。具体的な方法や、合格の通知方法などは中学校に確かめましょう。
一般入試を受けないと2次募集は受けられない?
上記の選抜方法を見ると、では何らかの理由で一般入試を受けなかった場合、2次募集を受検することはできないのか、という疑問が出てきます。しかし、一概にそうとも言えないようです。
令和5年度道立高等学校一般入学者選抜実施要項には、こういう一文があります。
なお、当初の入学者選抜において出願しなかった者については、事情を説明した書類を添付すること。
ただ実際の運用については不明なため、そのようなケースでは中学とよく相談してください。
参照:北海道教育委員会 高等学校入学者選抜情報「令和5年度(2023年度)道立高等学校入学者選抜の手引」
2次募集を実施する公立高校と人員
2023(令和5)年度の公立高等学校入学者選抜第2次募集の人員が発表されました。札幌・石狩の状況をピックアップします。石狩の全日制は、計520名の2次募集人員が出ています。
学校名 | 学科名 | 第2次募集人員/5%枠 |
---|---|---|
札幌丘珠 | 普通 | 15/14 |
札幌西陵 | 普通 | 36/12 |
札幌東陵 | 普通 | 25/14 |
札幌南陵 | 普通 | 6/※6 |
札幌東豊 | 普通 | 17/※17 |
札幌真栄 | 普通 | 1/1 |
札幌白陵 | 普通 | 47/※47 |
野幌 | 普通 | 44/※44 |
北広島西 | 普通 | 51/9 |
当別 | 普通 | 20/※20 |
園芸デザイン | 30 | |
家政 | 24 | |
恵庭南 | 普通 | 14/7 |
体育 | 17 | |
恵庭北 | 普通 | 29/6 |
札幌工業 | 機械 | 3 |
電気 | 22 | |
土木 | 20 | |
札幌琴似工業 | 環境化学 | 2 |
江別 | 生活デザイン | 4 |
石狩翔陽 | 総合 | 51 |
千歳北陽 | 総合 | 42 |
※は50%枠
石狩の2023年の二次募集の状況を見ると、40名以上の2次募集を行うのは、札幌白陵(普通)、野幌(普通)、北広島西(普通)、石狩翔陽(総合)、千歳北陽(総合)となっています。
札幌市立高校の第2次募集はありませんでした。
詳細と石狩以外の地域については道教委サイトでお確かめください。
参照:北海道教育委員会 高等学校入学者選抜状況 「令和5年度(2023年度)公立高等学校入学者選抜第2次募集の人員の状況」
有明高校は出願と入試日程が遅め
2023年の単位制課程[前期]の出願締め切りは3月20日
北海道有朋高等学校は道立の高等学校ですが、通信制と単位制の課程がある高校です。公立ですが出願と選抜の日程が他の公立高校と異なり、一般の公立高校の合格発表後に出願の締め切りと選抜の日程を設けています。
2021年の単位制は前期と後期がありますが、前期の一般入学者選抜の出願期間は次のようになっています。
令和5年3月10日(金)~20日(月)※土日除く
9:00~16:30 ※20日(月)は16:00まで
※最終日の願書受付時間が昨年度より変更になっています。
単位制の入試日程
有明高校の前期の一般入学者選抜は、令和5年3月24日(金)です。
前期入学者合格発表は、令和5年3月30日です。
有明高校の通信制は
北海道有明高校には通信制もあります。
通信制の令和5年度新入学の出願受付は、令和5年2月17日(金)~令和5年3月22日(水)となっています。
詳しくは北海道有明高校通信制課程へ。
私立の通信制高校
私立の通信制高校にも受験可能なところがあります。例えばN高等学校・S高等学校は、4月、7月、10月、1月が入学月ですが、4月入学の第6期の出願期間は、
2023/3/10(金)~3/22(水)に設定されています。
N高等学校には、大通駅からすぐの利便性の良いところに、通学コースの札幌キャンパスがあります。通学を必要としないネットコースもあります。
私立の通信制は他にもあるので、気になる方は中学校に相談してみるといいのではないでしょうか。
北海道公立高校の合格発表後、短い春休みを経て入学式まではやることがたくさんあります。新しい門出にドキドキ・ワクワクしながらも、とにかく入学準備に追われる日々となるでしょう。入学式までにやることとは? 自己採点と予想最低点 …