こちらは2021年の記事です。2022年の中間状況はこちら
出願変更の中間状況
ちなみにこのデータは各高校での掲示と新聞で発表され、道教委のWEB掲載はありません。1/30の道新の朝刊に普通科と総合のみデータが公表されていたので、それを参照して札幌東西南北と10名以上大きく増減があったところを見てみたいと思います。
ちなみに当初倍率に関してはこちらの記事をご覧ください。
石狩の状況はこちら
2021年北海道公立高校の出願状況・当初の倍率が発表!石狩・札幌の状況は
石狩の推薦の出願状況
石狩以外の道内の高校の当初と推薦の倍率はこちらの記事をどうぞ。
2021北海道公立高校当初出願状況。道内の石狩以外の倍率と傾向
出願者数が減少した学校
●まず、札幌東西南北と10名以上出願者数が減ったところ。中間の倍率は「1/29の倍率」を見てください。
学校名 | 減少数 | 当初の倍率 | 1/29の倍率 |
---|---|---|---|
札幌東 | -1 | 1.4 | 1.4 |
札幌南 | -15 | 1.4 | 1.4 |
札幌北 | -20 | 1.3 | 1.2 |
札幌啓成 | -11 | 1.4 | 1.3 |
帯広柏葉 | -14 | 1.4 | 1.3 |
※2021年1月29日正午時点の中間状況
※当初より倍率が低くなったところは数字を青にしました。
●5〜9名の減は以下のとおり。
札幌丘珠は6名減少で、倍率は変わらず1.1倍。
札幌国際情報(普通)は、5名減少で、倍率は1.6から1.5倍へ。
苫小牧東は6名減少で、倍率は変わらず1.5倍。
釧路湖陵(普通)は5名減少で、倍率は変わらず1.1倍。
●その他
当初倍率で1.6倍という高倍率だった市立札幌旭丘は、3名減少して倍率が1.5倍へ。
出願者数が増加した学校
●次に札幌東西南北と10名以上出願者数が増えたところ。中間の倍率は「1/29の倍率」を見てください。
学校名 | 増加数 | 当初の倍率 | 1/29の倍率 |
---|---|---|---|
札幌西 | +4 | 1.5 | 1.5 |
札幌真栄 | +11 | 1.0 | 1.0 |
大麻 | +15 | 0.9 | 1.0 |
帯広三条 | +10 | 1.2 | 1.2 |
※2021年1月29日正午時点の中間状況
※当初より倍率が高くなったところは数字を赤にしました。
●5〜9名の増加は以下のとおり。
札幌手稲は9名増加で、倍率は1.2から1.3倍へ。
札幌白石は8名増加で、倍率は変わらず1.1倍。
札幌東陵は7名増加で、倍率は0.8から0.9倍へ。
石狩南は8名増加で、倍率は1.0から1.1倍へ。
苫小牧南は5名増加で、倍率は変わらず1.1倍。
釧路北陽は7名増加で、倍率は0.8から0.9倍へ。
道内の総合学科は
道内の総合学科17校の中では、この時点で10名以上の増減があったところはありませんでした。
●5〜9名の増減は以下のとおり。
札幌厚別は7名減少で、倍率は1.3から1.2倍へ。
室蘭東翔は6名減少。倍率は変わらず1.1倍。
釧路明輝は6名減少。倍率は変わらず1.3倍。
新聞では普通科と総合学科のみの発表となっていますので、専門学科については分かりませんででした。ですが、専門学科は制度的に出願変更が普通科と総合学科よりもしにくいので、大きな変化はないかもしれません。
倍率の変化まとめ
人数が増えても倍率がそのままというのは、少数第2位を四捨五入しているからという理由です。人数の増減があれば、実際の競争率は変化しています。なお今回の数字は結果的な増減のデータであって、何名が出て何名が入ったかという水面下の状況は分かりません。
あくまでも中間状況なので、締め切り後にどうなるかはまだわかりません。出願変更締め切り後の出願状況は、2/12に発表され道教委のWEB掲載もある予定です。
参照:北海道新聞