2022年度 北海道・札幌 高校入試の関連記事

北海道公立高校一般入試【2022】自己採点と入試予想最低点

2022年度(令和4年度)の北海道公立高校の推薦入試の内定者数が発表となりました。

推薦と連携型内定者数が発表

2022年2月18日、北海道公立高校の推薦と連携型内定者数が各高校の掲示と夕刊で発表されました。ちなみに連携型とは中高一貫校の連携型選抜のことを指します。札幌市を含む石狩学区では連携型選抜を行う公立高校はありませんが、全道では7校が実施しました。

推薦選抜は前年度より6校多い129校で実施。北海道新聞によると、北海道の全日制の推薦は

推薦枠8986人に対して3659人が出願し、3263人の合格が内定した。

とのことです。

北海道の推薦入試は中学校の学校推薦が必要です。その時点で数が絞られ、出願者数が募集人員(推薦標準枠)に満たない高校もたくさんあることが特徴です。ただ、データを見ると地区によって学校推薦に対する意識が異なることがわかります。ほとんど募集人員を超えないように、出願者数が絞られている地域(石狩含む)がある一方、上川、十勝は推薦出願者数が多い傾向があります。

その他、内定者数のデータとそこから分かることをまとめます。

なお、当初出願状況の推薦倍率はこちらの記事をご覧ください。
石狩の記事です

2022年北海道公立高校推薦入試の出願状況と倍率は?

石狩以外の状況

北海道公立高校当初出願状況【2022】道内の倍率と推薦人気校

3月1日発表の再出願後の出願状況(一般入試の最終倍率)

北海道公立高・最終の一般入試の倍率は【2022】再出願後の出願状況

石狩学区

石狩で推薦枠を推薦出願者数が超えている学校は以下の通り。「内定数と出願数の差」をマイナスで出していますが、この減った数が推薦不合格者数となります。

石狩学区で推薦入試1倍以上の学校

全日制

石狩学区で推薦入試の倍率が1倍を超えた全日制の学校・学科は以下の5つ。

学校名 学科名 推薦標準枠 出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
札幌国際情報 普通 24 47 24 -23
国際文化 40 52 40 -12
北広島 普通 56 57 56 -1
市立札幌旭丘 普通 48 62 49 -13
市立札幌平岸 デザインアート 20 25 20 -5

札幌国際情報の普通が1.96倍、国際文化が1.30倍
市立札幌旭丘は枠より1人多い49名が内定で、1.27倍となっています。

定時制

定時制の市立札幌大通は、普通科の中に、午前・午後・夜間のコースがありますが、日中に通える午前と午後が高倍率となりました。また2022年から自己推薦入試を導入しています。

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
市立札幌大通 普通(午前) 30 140 30 -110
普通(午後) 30 114 30 -84

市立札幌大通は、午前で110名、午後で84名の不合格者が出ました。
なお、普通(夜間)は、推薦標準枠50に対して推薦出願者数は43人でしたが、内定者数は50人と増加しています。午前・午後から夜間へ、7名がスライド合格したようです。推薦倍率は(普通科・午前)4.7倍、(普通科・午後)3.8倍

なお、単位制の札幌有朋高校の普通は、標準枠24名のところ35名が出願。11名が内定不合格となりましたが、事務情報が7名増えているので、そちらへのスライド合格者がいるようです。

定員割れでも不合格者が出ている高校

募集人員(推薦標準枠)よりも推薦出願者数が少ない、つまり定員割れにも関わらず推薦内定者数が出願者数より減っているケースは少ないですが存在します。

つまり定員を割っていても、落ちることがあるということです。

石狩で上記のような高校は次の通り。

学校名 学科名 推薦標準枠 出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
札幌啓成 普通 56 36 32 -4
理数 20 12 8 -4
大麻 普通 56 16 15 -1

札幌啓成では、普通、理数ともに出願者数が標準枠を満たさなかったのですが、普通で4名、理数で4名内定者数が減っています。無条件に推薦内定を出すのではなく、場合によっては一般入試での選抜に委ねたいということなのでしょうか。札幌啓成はここ数年、枠を満たしていなくても不合格者が若干名出ています。

石狩以外の道内の状況

石狩以外で推薦不合格者がいる学校は以下の通り。「内定数と出願数の差」をマイナスで出していますが、この減った数が推薦不合格者数となります。

※複数学科のある高校は、第一志望学科から他の学科へスライド合格するケースがあります。

空知

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
岩見沢緑陵 普通 24 30 24 -6
滝川 普通 32 7 5 -2
岩見沢農業 畜産科学 40 19 18 -1
農業土木工学 40 26 24 -2
三笠 製菓 10 18 10 -8

後志

なし

胆振

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
室蘭清水丘 普通 32 22 21 -1
苫小牧南 普通 32 38 32 -6
室蘭栄 理数 40 45 39 -6
室蘭工業 電気 20 3 2 -1

日高

なし

渡島

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
函館中部 理数 20 20 19 -1

檜山

なし

上川

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
旭川西 普通 32 58 32 -26
理数 20 23 20 -3
旭川北 普通 48 74 48 -26
旭川永嶺 普通 48 76 48 -28
鷹栖 普通 12 13 12 -1
東川 普通 24 21 17 -4
おといねっぷ美術工芸 工芸 20 29 20 -9
旭川農業 農業科学 40 56 40 -16
食品科学 40 48 40 -8
森林科学 40 42 40 -2
生活科学 40 49 40 -9
富良野緑峰 総合ビジネス 20 4 3 -1
旭川工業 電子機械 20 14 13 -1
旭川商業 会計 20 23 20 -3
旭川南 総合 120 103 96 -7

上川は北海道の他の地区よりも推薦での出願者が多く、倍率も高い印象があります。

旭川商業の会計は-3となっていますが、流通ビジネスが+2、情報処理が+1となっていますのでスライド合格となった可能性があります。

留萌

なし

宗谷

なし

オホーツク

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
北見北斗 理数 20 29 20 -9

十勝

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
帯広三条 普通 48 89 48 -41
帯広緑陽 普通 32 47 32 -15
帯広農業 食品科学 40 45 40 -5
農業土木工学 40 41 40 -1
帯広工業 電子機械 20 26 20 -6
電気 20 22 20 -2
建築 20 36 20 -16
環境土木 20 28 20 -8
帯広南商業 商業 100 151 100 -51

帯広農業は食品科学が−5、農業土木工学が-1となっていますが、農業科学が+1、酪農科学が+2、森林科学が+2と増加しているので、スライド合格があった可能性があります。

釧路

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 内定数と出願数の差
釧路湖陵 普通 40 43 40 -3
釧路江南 普通 40 46 40 -6

根室

なし

まとめ

推薦不合格者は、一般入試へ再出願することができます。再び同じ高校を受検するか、別の高校へ再出願するかは自由です。

再出願先を決めるにあたっては、本人の意思が最優先ですが、2022年2月14日に発表された出願変更後の倍率も参考にするといいでしょう。

2021年北海道公立高校の出願変更後の倍率の変化。石狩の状況は

推薦不合格者の再出願の受付期間は、2022年2月21日(月)~2月24日(木)

その結果を受けて最終的な再出願後の出願状況がわかるのは2022年3月1日(火)です

一般入試の日程は以下の通り。

●学力検査日:令和4年(2022年)3月3日(木)
【学校によっては面接等あり。その場合当日、もしくは翌日が面接日】

なおインフルエンザなどの場合を対象に、別日、別問題の追検査が実施されます。追試の日程は次のようになっています。

●追検査:令和4年(2022年)3月14日(月)

合格発表の日程は以下の通りです。
●合格発表日:令和4年(2022年)3月16日(水)

詳しい日程は、こちらの記事をご覧ください。

北海道高校入試の流れとは?2023年度スケジュール【保存版】

参照:北海道新聞(2022年2月18日夕刊)