北海道公立高校の推薦入試の内定者数が発表となりました。

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推薦と連携型内定者数が発表

2020年2月20日、北海道公立高校の推薦と連携型内定者数が各高校の掲示と夕刊で発表されました。ちなみに連携型とは中高一貫校の連携型選抜のことを指します。札幌市を含む石狩学区では連携型選抜を行う公立高校はありませんが、全道では7校が実施しました。

推薦選抜は前年度より5校少ない117校で実施。北海道新聞によると、北海道の全日制の推薦は

募集人員の推薦枠8960人に対して3902人が出願し、3553人の合格が内定した。

とのことです。

北海道の推薦入試は中学校の学校推薦が必要です。その時点で数が絞られ、出願者数が募集人員(推薦標準枠)に満たない高校もたくさんあることが特徴です。ただ、データを見ると地区によって学校推薦に対する意識が異なることがわかります。ほとんど募集人員を超えないように、出願者数が絞られている地域(石狩含む)がある一方、上川、十勝は推薦出願者数が多い傾向があります。

推薦倍率が2倍以上となったのは、旭川西(普通)2.2倍。定時制では、市立札幌大通(普通科・午前)5.2倍、(普通科・午後)3.6倍

その他、内定者数のデータから分かることをまとめます。なお、以下の推薦の倍率は、推薦出願者数÷推薦内定者数で計算して小数第2位を四捨五入しています。出願者数で割った当初倍率を元にした記事のものとは異なる高校もありますので、ご承知おきください。

石狩学区

石狩学区で推薦入試1倍以上の学校

石狩学区で推薦入試の倍率が1倍を超えた全日制の学校・学科は以下の4つ。

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 倍率
札幌国際情報 普通 24 34 24 1.4
千歳 普通 40 42 40 1.1
北広島 普通 64 68 64 1.1
市立札幌旭丘 普通 64 80 65 1.2

市立札幌旭丘は、推薦標準枠を1名超えて、65人が内定しました。

また、昼間部が人気の定時制、市立札幌大通はこのような結果となっています。

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 内定者数 倍率
市立札幌大通 普通(午前) 30 156 30 5.2
普通(午後) 30 108 30 3.6
普通(夜間) 50 41 50 +9

なお、市立札幌大通の普通(夜間)は、推薦標準枠50に対して推薦出願者数は41人でしたが、内定者数は50人となっています。9人が午前か午後からスライド合格したようです。

定員割れでも内定者数が減少している高校

今年の石狩では、募集人員(推薦標準枠)よりも推薦出願者数が少ない、つまり定員割れにも関わらず推薦内定者数が出願者数より減っているケースが、例年よりも少し多いと感じました。

つまり定員を割っていても、落ちることがあるということです。

石狩学区で推薦入試の倍率が1倍に満たないにも関わらず、内定者数が減っている全日制の学校・学科は以下の通り。倍率は省き、減少人数(推薦出願者数-推薦内定者数)を載せます。

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 減少人数
札幌啓成 普通 56 49 45 -4
理数 20 9 5 -4
札幌白石 普通 56 25 24 -1
札幌国際情報 国際文化 40 34 33 -1
恵庭南 普通 40 8 7 -1
体育 40 35 34 -1
江別 生活デザイン 20 9 8 -1

札幌啓成では、普通、理数ともに出願者数が標準枠を満たさなかったのですが、4名ずつ内定者数が減っています。無条件に推薦内定を出すのではなく、場合によっては一般入試での選抜に委ねたいということなのでしょうか。

当初出願状況の石狩の推薦倍率はこちらの記事をどうぞ。
2020年北海道公立高校推薦入試の出願状況と倍率は?

石狩以外の道内

次に石狩以外の北海道の推薦の状況を見て見ます。

推薦入試1倍以上の学校

推薦標準枠を出願者数が超えた学校をピックアップします。

複数学科のある高校は、第一志望学科から他の学科へスライド合格するケースがあります。募集人員を超えている場合は倍率を、出願者数より内定者が増加している場合は、増加数を+(プラス)で表しています。

空知

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 倍率
岩見沢緑陵 普通 24 29 24 1.2
三笠 調理師 10 12 10 1.2
製菓 10 11 10 1.1

上川

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 倍率
旭川西 普通 40 88 40 2.2
理数 20 27 20 1.4
旭川北 普通 48 58 48 1.2
旭川永嶺 普通 48 77 48 1.6
おといねっぷ美術工芸 工芸 20 32 20 1.6
旭川農業 農業科学 40 34 38 +4
食品科学 40 51 40 1.3
森林科学 40 37 39 +2
生活科学 40 36 40 +4
旭川工業 電子機械 20 15 17 +2
情報技術 20 23 20 1.2
建築 20 33 20 1.7
土木 20 23 20 1.2
工業化学 20 9 11 +2
旭川商業 流通ビジネス 40 37 38 +1
会計 20 10 11 +1
情報処理 40 42 40 1.1
旭川南 総合 120 160 120 1.3

十勝

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 倍率
帯広三条 普通 48 82 48 1.7
帯広緑陽 普通 32 51 29 1.8
帯広農業 農業科学 40 31 36 +5
酪農科学 40 49 40 1.2
食品科学 40 50 39 1.3
森林科学 40 32 36 +4
帯広工業 電子機械 20 25 20 1.3
電気 20 23 20 1.2
環境土木 20 24 20 1.2

帯広緑陽(普通)は、推薦標準枠が32名、出願者数が51名で、内定者が29名。かなり定員をオーバーしていましたが、合格内定者は、定員より3名少なくなっています。

帯広農業の食品科学も、推薦標準枠が40名、出願者数が50名で、内定者が39名。合格内定者は、定員より1名少なくなっています。

釧路

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 倍率
釧路湖陵 普通 40 55 40 1.4
釧路江南 普通 40 45 40 1.1
釧路北陽 普通 40 67 40 1.7

胆振

胆振の苫小牧工業(電気)では、標準枠20に対して21名が推薦で出願していましたが、推薦内定者は21名。標準枠に対して+1の内定者数となっています。

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 倍率
苫小牧工業 電気 20 21 21 1.0

定員割れでも内定者数が減少している高校

石狩学区以外の道内で、推薦入試の倍率が1倍に満たないにも関わらず、内定者数が減っている全日制の学校・学科は以下の通り。倍率は省き、減少人数(推薦出願者数-推薦内定者数)を載せます。

胆振

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 減少人数
室蘭栄 理数 40 31 28 -3

上川

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 減少人数
東川 普通 24 17 16 -1

オホーツク

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 減少人数
北見柏陽 普通 40 29 28 -1

釧路

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数 減少人数
釧路湖陵 理数 20 15 13 -2

石狩以外でも、推薦募集人員を割っていても内定とならない場合はあり、その場合は一般入試に選抜が委ねられます。

※募集人員を満たさず、推薦出願者数=推薦内定者数となっている高校は掲載していません。 当初倍率についてはこちらの記事をどうぞ。

北海道公立高校出願状況。道内の石狩以外の倍率と傾向は

内定しなかった場合

惜しくも内定が出なかった場合は、一般入試に再出願することができます。期間は土日・休日を除く、2020年2月21日~2月26日正午までとなっていますが、在籍中学の指示に従いましょう。

厳しい推薦の条件を満たしていたのですから、一般入試でも十分合格できる実力があるのだと思います。どうぞ実力を出し切ってください。再出願後の出願状況の発表は3月2日。各高校の掲示、道教委のHPで確認できます。

一般入試日程

一般入試の学力検査日は、2020年3月4日(水)
合格発表日2019年3月17日(火)となっています。

受検生のみなさんはラストスパートの時期ですね。体調には十分気をつけてください。応援しています。

2020年北海道公立高校の出願変更後の倍率の変化。石狩の状況は

参照:北海道教育委員会 北海道新聞