2019年さっぽろ雪まつり大通会場の11丁目では、今年も国際雪像コンクールが開催されます。日本人とは全く異なる完成の雪像は、驚くほど細密でとにかく一見の価値あり!です。
こちらは2019年の記事です。2020年の雪まつりの記事はこちらをどうぞ!
国際雪像コンクールについて
国際雪像コンクールは今年で第46回を迎え、今回の雪まつりでは9チームが参加。参加国は以下の通りです。
中国 、姉妹都市・大田広域市(大韓民国)、フィンランド、ハワイ、インドネシア、マカオ(中国) 、ポーランド、シンガポール、タイ
2019年2月3日(日)~7日(木)の日程で開催され、2/7(木)に審査会と表彰式があり、優勝作品も決定しました。会期中に雪像製作の過程を見られるのもこのコンクールの特徴です。
国際的な感性がすごい!
国際雪像コンクールの作品は、日本のものとは全く違う感性が本当に素晴らしいです。雪像というよりは彫刻といった方がふさわしいと思える精緻な作品を見て見ましょう!
インドネシア:BOROBUDUR TEMPLE / ボロブドゥール寺院
ユネスコの世界遺産として登録されたボロブドゥール寺院の雪像。
シンガポール:Uniquely Yours / あなただけの独自のもの
世界にただ一つだけ、指紋をモチーフにした作品。雪で作られたとは思えない細やかさがすごい。
ポーランド:Let’s get to know each other / お互いを分かり合おう
遠く離れた国であるポーランドと日本がお互いを知るために協力し合っている様子を表現した作品。
ハワイ:RIDING HIGH INTO THE SUN / 太陽の中、最高の気分
ハワイの明るい太陽や自然の表現が素敵です。
5位から3位
5位:姉妹都市・大田広域市(大韓民国)シャボン玉
見ていると幸せな気分いなる、シャボン玉の雪像は、姉妹都市・大田広域市(韓国)の作品。
4位:フィンランド 神隠し
森の奥深くにさまよいこむと戻れなくなるという古い話をモチーフにしたフィンランドの雪像。
3位:中国 完璧な世界
まるで生きているような女の子の笑顔と切り紙の表現が雪とは思えない作品。
準優勝:マカオ(中国)共享繁栄
観音像・慈悲の女神を龍が取り巻くデザインのマカオの雪像。
雪像の雪のキューブからこの精緻な龍が削り出されたなんて、奇跡のようですね。
角度を変えて見ても全く隙がありません。
優勝:ベタ 輝き ー タイの美しさと力強さ
優勝は、まるで水の中を揺らめいているような長い尾の金魚が美しいタイの作品。
ライトアップされると優雅さが引き立ちます。
素晴らしい作品ばかり。そしてその頂点となったタイに心からおめでとうと言いたいです。
暖かい国からの参加も目立ちましたが、寒い中での雪像製作本当にお疲れ様でした。参加国のみなさん、ぜひまた来年も来てくださいね!
参照:さっぽろ雪まつり公式サイト