2024年、北海道公立高校の出願変更は2月2日の16:00までですが、1月31日の時点でどうなっているかの中間状況がわかりました。石狩、札幌の大きな増減などを見てみます。

2024北海道高校入試の関連記事まとめ

●2024年度の推薦入試の出願状況と倍率の記事はこちら。
2024年石狩・札幌の公立高校推薦入試の出願状況と倍率は?

出願変更の中間状況

北海道公立高校の当初の出願状況(1/26)を受け、出願先を変更したいと思う受検生は、次の期間で出願変更が認められています。
●一般入試の出願変更期間:2024年1月29日~2月2日

希望する人は在籍する中学校を通じて出願を変更します。以前は当初出願した学科によって出願変更できる学科に制限があり、普通科以外の専門学科等に出願した受検生に対して非常に不公平な制度でした。

2023年からは出願変更の条件が緩和され、当初出願した高等学校、学科にかかわらず変更できるようになっています。

2024年1月31日、出願変更の中間状況北海道道教育委員会のサイトで発表されましたので、それを参照して札幌東西南北と10名以上大きく増減があったところを見てみたいと思います。

出願変更を検討している方は、直接道教委サイトをご覧ください。

札幌・石狩の当初倍率はこちら

推薦は出願変更はできませんので、一般入試の出願者数の当初の状況からの推移を見てみます。

出願者数が減少した学校

●まず、札幌東西南北と10名以上出願者数が減ったところ。中間の倍率は「1/31の倍率」を見てください。

学校名 減少数 当初の倍率 1/31の倍率
札幌東 -4 1.4 1.4
札幌西 -23 1.6 1.5
札幌南 -14 1.3 1.3
札幌北 -14 1.4 1.3
札幌北陵 -11 1.4 1.3

※2024年1月31日正午時点の中間状況
※当初より倍率が低くなったところは数字を青にしました。

●5〜9名の減は以下のとおり。
石狩・札幌
札幌月寒は、5名減少で、倍率は変わらず1.4倍。
札幌平岡は、5名減少で、倍率は1.4から1.3倍へ。
市立札幌新川は6名減少で、倍率は変わらず1.3倍。

出願者数が増加した学校

●次に札幌・石狩で10名以上出願者数が増えたところ。中間の倍率は「1/31の倍率」を見てください。

学校名 増加数 当初の倍率 1/31の倍率
札幌稲雲 +12 0.9 0.9
大麻 +11 0.9 0.9

※2024年1月31日正午時点の中間状況
※当初より倍率が高くなったところは数字を赤にします。

●5〜9名の増加は以下のとおり。
石狩・札幌
札幌英藍は7名増加で、倍率は1.0から1.1倍へ。
石狩南は5名増加で、倍率は変わらず1.3倍。
恵庭南(普通)は6名増加で、倍率は変わらず0.8倍。
札幌厚別(総合)は6名増加で、倍率は変わらず1.3倍。

市立札幌藻岩は8名増加で、倍率は変わらず1.2倍。

倍率の変化まとめ

人数が増えても倍率がそのままというのは、少数第2位を四捨五入しているからという理由です。人数の増減があれば、実際の競争率は変化しています。なお今回の数字は結果的な増減のデータであって、何名が出て何名が入ったかという水面下の状況は分かりません。

あくまでも中間状況なので、締め切り後にどうなるかはまだわかりません。

出願先は、受検生の希望を最優先に考えたいですね。

こちらの記事はピックアップのみですので、実際に出願変更を考えている方やその他の高校の増減の詳細は、直接北海道教育委員会のサイトでデータをお確かめください。

参照:
北海道教育委員会 高等学校入学者選抜情報
 出願変更の中間状況

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