2019年度北海道私立高校の入試日程

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北海道私立高校の入試はA日程とB日程に分かれており、それぞれ面接等がない場合は1日、ある場合は2日間の試験日となっています。

2019年度の日程は、以下のようになっています。

A日程が2月14日(木)(面接がある場合は翌日)
B日程が2月19日(火)(面接がある場合は翌日)

2つの日程になっているのは、受検生がそれぞれの日程で1つずつ受けられるように、つまり私立を2校受検できるようにするためです。しかし札幌以外の地域ではほとんどがA日程に偏っているために、実質受検機会は1回という地域が少なくありません。

日程と高校名

北海道の2019年度の私立高校の一般入試の受検日程は以下のようになっています。

2020年度北海道私立高校の入試日程について

A日程

2月14日(木)

北海学園札幌
北海道科学大
札幌静修
札幌北斗
札幌光星
東海大札幌
札幌創成
札幌聖心女子
札幌日大
北星余市
函館大有斗
函館大柏稜
遺愛女子
函館白百合
函館大谷
清尚学院
函館大妻
函館ラ・サール
苫小牧中央
駒大苫小牧
北海道栄
旭川大
旭川実業
旭川龍谷
旭川藤星
旭川明成
武修館

2月14日(木)・15日(金)

札幌山の手
北照
小樽明峰
北海道大谷室蘭
海星学院
稚内大谷
北見藤
帯広大谷
白樺学園
帯広北

B日程

2月19日(火)

北海
北星学園大附属
札幌大谷
立命館慶祥
札幌新陽
札幌第一

2月19日(火)・20日(水)

北星学園女子
北海道文教大明清
札幌龍谷学園
とわの森三愛
小樽双葉

私立高校の倍率について

北海道のサイト、学事課のページでは、北海道の私立高校の志願状況が発表されています。

5倍以上の高倍率の高校を見ると、

北海:5.2倍
札幌光星:7.4倍
札幌第一:6.2倍
札幌創成:6.0倍
札幌日大:5.7倍
北見藤:5.4倍
帯広大谷:5.7倍
武修館:7.2倍

となっています。

参照:北海道総務部法務・法人局学事課:平成31年度 私立高等学校入試志願状況

公立高校の倍率と同じ感覚でこの高倍率を見ると驚いてしまうかもしれませんが、それほど心配することはありません。公立高校は、募集人員ぴったりの合格者しか出せないので、倍率が実際の競争率の参考になりますが、私立の場合は募集人員の何倍もの合格者を出すことができるので、実質倍率は上記の倍率とはかなり異なります。

私立の一般入試の場合、公立との併願でそちらに流れていく合格者が多数出るので、それを見越してかなり多くの合格者を出すわけです。また私立は同じ普通科でも学力などによりいくつかのコースに分かれていることが多く、上位コースの合格基準を満たしていなくても他のコースで合格になることもあります。

合格者数を非公表としている学校も多いのではっきりとはわかりませんが、上位コースや奨学生にチャレンジする場合は狭き門になっても、全体の実質倍率はそれほどにならないことが多いはずです。出願の時点で中学の先生や高校の相談会で十分相談できていれば、倍率が高くてもそれほど心配しなくてもいいのではないでしょうか。

北海道私立高校の合格発表は

私立高校の一般入試の合格発表の日程は、各高校によって異なるので、それぞれ受検した学校の受検要項などを確認してください。2月の後半になるところが多いですが、3月になるところもあります。

入学手続きの締切日や方法もよく確認しておきましょう。ほとんどの学校の手続きは、公立高校の合格発表と追加合格の連絡の日を待ってくれるはずです。ただ公立の合格発表後の時期は途端に忙しくなるので、予め手続きについては確認しておくと安心です。

北海道公立高校の合格発表後入学までにやることはどんなことがあるの?