こちらは2018年の記事です。2019年の記事はこちら。
2018年2月14日に行われた北海道公立高校の推薦入試。その内定者数が発表となりました。
推薦と連携型内定者数が発表
2月21日、北海道公立高校の推薦と連携型内定者数が各高校の掲示と夕刊で発表されました。
北海道新聞によると、北海道の全日制の推薦は
募集人員の推薦枠9305人に対して4091人が出願し、3648人の合格が内定した。
とのことです。ちなみに連携型とは中高一貫校の連携型選抜のことを指し、北海道全体で7校が実施しました。
札幌市の状況
2倍以上の倍率だったのは
札幌市を含む石狩学区では連携型選抜を行う公立高校は見当たりません。推薦に関しては、倍率が2倍以上となったのは定時制の市立札幌大通の普通科のみ。午前部と午後部ともに、30人の募集人員に対して111人の出願数があり、3.7倍でした。
全日制の推薦は
石狩学区の全日制2018年の推薦入試は、募集人員に対して推薦の出願者数が上回っている学校・学科はそれほど多くない印象です。中学校で推薦の基準を厳密にしている表れでしょうか?または個人の志望が、せっかく内申点があるのなら、なるべく高い目標へ向かいたいということなのかもしれません。
石狩学区の全日制で推薦の出願者数が募集人員を超えた学校は以下の通り。
推薦募集人員 | 推薦出願者数 | 内定者数 | |
札幌国際情報・普通 | 24 | 30 | 24 |
札幌国際情報・国際文化 | 40 | 71 | 40 |
北広島・普通 | 64 | 70 | 64 |
恵庭南・体育 | 40 | 44 | 40 |
倍率としては札幌国際情報の国際文化が突出している印象ですね。
その他の高校は推薦出願者が募集人員に満たなかったようです。例年人気の高い札幌旭丘は募集人員64名に対し出願者数61名、札幌藻岩は募集人員64名に対し出願者数42名でやはり募集人員に満たず、全員内定となっています。ちょっと驚きですね。
参照:北海道新聞2月21日夕刊
内定しなかった場合
惜しくも内定が出なかった場合は、入試に再出願することができます。期間は2018年2月22日(木)~2月26日(月)正午までとなっていますが、在籍中学の指示に従いましょう。厳しい推薦の条件を満たしていたのですから、一般入試でも十分合格できる実力があるのだと思います。どうぞ実力を出し切ってください。再出願後の出願状況の発表は3月1日。各高校の掲示、道教委のHPや夕刊で確認できます。
一般入試日程
一般入試の学力検査日は、2018年3月6日(火)
合格発表日は2018年3月16日(金)となっています。
受検生のみなさんはラストスパートの時期ですね。体調には十分気をつけてください。応援しています。