札幌静修高等学校の通信制課程がスタート

パソコンとノート
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札幌静修高等学校が、通信制課程の認可を得て2023年度から通信制の募集を開始することになりました。

全日制の札幌静修高等学校(札幌市中央区)は、ユニバーサル科、普通科(特進、・総合)の学科を持つ高校ですが、通信制は普通科の中にアグリコース、イラスト(芸術)コース、学習支援コースを設置。アグリコースとイラスト(芸術)コースは学習支援コースが含まれます。

なお、北海道(札幌本校)だけではなく、東京・大阪・京都・兵庫・福岡・石川にも学習支援施設を置く普通科(広域制・単位制)の高校となります。

学びのスタイルとしては通学日数を週5日・週3日・週1日から選ぶことができ、またコースを選ばずに通信のみ(単位取得のみ)でもOK。
それぞれの事情に合わせて柔軟に学びを続けることができそうです。

募集地域と学習支援施設

2023年度の募集地域は北海道、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、石川県、福井県、福岡県、佐賀県ですが、コースによって開設する学習支援施設が異なります。

ベースとなる学習支援コースが、北海道・東京・大阪・京都・兵庫・福岡・石川
アグリコースが、北海道・東京・大阪・京都・兵庫・福岡
イラスト(芸術)コースが、東京・大阪・京都・福岡

コース選択の場合は、上記の学習支援施設へ通えるかどうかを考える必要があります。

2023年度の出願期間

2023年度の出願期間は、令和4年11月14日(月)から。定員になり次第締切となっています。

何らかの理由で全日制で学ぶことを中断せざるを得ない場合はあります。そういう時に通信制高校の存在は大きな受け皿となります。全日制と通信制の卒業証書に形式等の違いはなく卒業資格も全日制と同じです。

又中学卒業後の進路選択としても、フレキシブルに学べる通信制や単位制の高校のニーズが増加していると感じます。札幌静修高等学校の通信制課程は、新たな通信制の高校として大きな選択肢となりそうですね。

参照:札幌静修高等学校 通信制課程