2023年度(令和5年度)の北海道の公立・私立高校、高専の入試日程をまとめました。
ただし今後の社会状況によっては変更となる可能性もあると思います。最新の情報は各学校や教育委員会のHPでお確かめください。
北海道、札幌の高校入試
公立の高校受検の場合、基本的に住んでいる学区の学校を受検します。(例外もあります。)ちなみに札幌市の道立高校の学区は石狩学区となり、札幌市全域と隣接地域を含むかなり広い範囲です。
なお私立は「入学試験」と呼ぶところもありますが、北海道の公立高校の一般入試は「学力検査」と呼ばれていますので、公立高校は「受検」という漢字を使わせていただきます。
2023年の公立高校入試日程
2023年度(令和5年度)北海道の高校入試の日程は次のように発表されています。
推薦入試
●推薦入学面接日:令和5年(2023年)2月10日(金)
例年、約1週間後に合格内定が出ます。
一般入試
●学力検査日:令和5年(2023年)3月2日(木)
【学校によっては面接等あり。その場合当日、もしくは翌日が面接日】
なおインフルエンザなどの場合を対象に、別日、別問題の追検査が実施されます。追試の日程は次のようになっています。
●追検査:令和5年(2023年)3月14日(火)
合格発表の日程は以下の通りです。
●令和5年(2023年)3月17日(金)
参照:道教委サイト
私立高校入試は日程が2つ
私立高校の一般入学試験は日程が2つあります。どちらの日程で試験を行うか、面接を加えて2日間の試験日を採用するかどうかはそれぞれの学校によって異なります。日程が重なる学校は受験できませんので、私立高校の一般入試は基本的に2つまでしか受検できません。2022年の日程は以下の通りです。
●A日程:令和5年(2023年)2月14日(火)
【学校によって面接等がある場合は、14・15日】
●B日程:令和5年(2023年)2月17日(金)
【学校によって面接等がある場合は17・18日】
詳しくはこちらの記事をどうぞ
2024年1月26日、北海道教育委員会は当初の出願状況を発表しました。この記事では出願状況を元に札幌・石狩の推薦入試の倍率を見てみます。昨年度から全日制でも推薦入試が自己推薦となりそれ以前と比べて大きな変化があります。
高等専門学校
このほか、国立高等専門学校(高専)という選択肢もあります。北海道には、苫小牧、函館、旭川、釧路に4つの工業高専があります。こちらの入試日程は公立、私立とは別の日程で設定されます。例年、推薦は1月の中旬から下旬ごろ、一般学力検査は2月中旬ごろのようです。
令和5年の高専の入学者選抜学力検査の日程は以下の通りです。
検査日:
本試験:令和5年2月12日(日)
追試験:令和5年2月26日(日)
いくつまで受検できる?
当然、試験の日程が重なると受検することはできません。ですから一般で受検できるのは最高で、公立、私立のA・B日程、高専の4つまでということになります。(高専の複数校受検、公立の推薦で不合格の場合の再出願を除く)
ただし北海道の私立の日程はA日程に偏っていて、札幌以外の地域ではA日程しか受検機会がないところが多いのが実情です。
私立の場合は単願や専願で受けることで条件が変わる場合もあります。またそれぞれ、一般入試ではなく推薦で受ける場合もあります。
どの学校をどの受け方で受検するか、何がベストかはその人によって様々ですので、それぞれの希望や個性に応じてよく検討してみてください。