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こちらは2018年の記事です。2019年のものはこちら。

2020年度 北海道・札幌 高校入試の関連記事

2018年2月15日、北海道公立高等学校の入学者選抜の出願変更後の出願状況が発表されました。こちらは、当初の倍率発表後の出願変更(1月30日から2月5日まで)を受けての2回目の集計です。札幌市の公立高校の倍率の変動はあったでしょうか。

当初高倍率だった高校は

こちらの記事では、2018年1月29日の時点で、東西南北と、倍率1.4倍を超えた札幌市内の公立高校と学科名を表にまとめました。

2018北海道公立高校入試の出願状況が発表。札幌の状況は?

今回の記事では、2月15日の発表を受け、前回の記事でまとめた、東西南北と当初1.4倍超えの高倍率だった高校の出願変更後の倍率を調べてみました。ちなみにここでいう倍率とは、一般と推薦を合わせた出願者の数募集人員の数で割ったものです。で書いた数字が2月15日の発表の倍率、矢印は変動を表しています。

学校名 学科名 当初倍率

(1/25)

出願変更後の倍率

(2/15発表)

札幌東 普通 1.6 1.5 ↓
札幌西 普通 1.6 1.5 ↓
札幌南 普通 1.5 1.3 ↓
札幌北 普通 1.2 1.2 →
札幌国際情報 普通 1.4 1.4 →
札幌国際情報 国際文化 1.8 1.7 ↓
札幌国際情報 理数工学 1.6 1.6 →
札幌啓成 理数 1.6 1.6 →
札幌琴似工業 電子機械 1.5 1.3 ↓
札幌厚別 総合 1.4 1.3 ↓
札幌旭丘 普通 1.4 1.5 ↑
札幌平岸 普通 1.8 1.7 ↓
札幌平岸 デザインアート 1.4 1.4 →
札幌清田 グローバル 1.5 1.5 →
札幌新川 普通 1.4 1.4 →

※2018年1月29日発表:当初倍率(1/25〆の当初の出願状況の倍率)
※2018年2月15日発表:出願変更後の倍率
※札幌旭丘より下は札幌市(市立)高等学校です。
参照:北海道教育委員会 平成30年度公立高等学校入学者選抜出願変更後の出願状況
詳しくは北海道教育委員会のサイトでご覧ください。

最高倍率は1.7倍に

変動がないところがある一方、当初倍率が非常に高かったところでは若干倍率が下がった学校・学科も見受けられます。当初1.8倍という非常に高い倍率となっていた札幌国際情報の国際文化と札幌平岸の普通では0.1下がって1.7倍になりました。

札幌東と札幌西が0.1下がって1.5倍に。札幌南は0.2下がって1.3倍になりました。反対に札幌旭丘は当初より0.1上がって1.5倍になりました。

その他倍率が上がったところは

上記以外の札幌の公立高校で当初より出願変更後で倍率が上がったところを抜粋して表にしてみました。

学校名 学科名 当初倍率

(1/25)

出願変更後の倍率

(2/15発表)

札幌西稜 普通 0.9 1.0 ↑
札幌東稜 普通 0.8 0.9 ↑
札幌南稜 普通 0.9 1.0 ↑
札幌工業 電気 0.9 1.0 ↑
札幌琴似工業 電気 1.0 1.1 ↑
札幌東商業 会計ビジネス 0.9 1.0 ↑

札幌琴似工業の電子機械が0.2下がって1.3倍となりましたが、札幌琴似工業と札幌工業の電気がそれぞれ0.1ずつ上がっています札幌東商業では、国際経済が1.3から1.2になった一方、会計ビジネスが0.9から1.0になりました。

普通科では札幌西稜・札幌東稜・札幌南稜がそれぞれ0.1ずつ上がりました。また札幌近郊になりますが、北広島西(普通)が0.8から0.9に上がっています。

これは最終倍率ではない

まだ、これが最終的な倍率ではありません。
2018年2月14日、公立高校の推薦入試が行われました。この合格の内定通知後に残念な結果となった場合は、一般入試に再出願ができます。「再出願の受付」は、2月22日(木)~2月26日(月)正午まで。この再出願後の出願状況は、3月1日に各高校、道教委のHP、夕刊で発表される予定です。

推薦についてはこちらの記事をどうぞ

2018年北海道・札幌の公立高校推薦入試について

この段階では必要以上に倍率にとらわれず、受検生それぞれの実力を発揮できるように環境を整えていきたいですね。受験生の皆さんとそのご家族は大変な時期ですが、体に気をつけて頑張ってください。