円山動物園にはホッキョクグマのほかにも、かわいい動物が沢山います。
今回はそんなかわいい動物の中からレッサーパンダのご紹介を。
しましまの太い尻尾と愛くるしい顔が特徴のレッサーパンダは、主にヒマラヤ南部と中国南部の森や山地にいる動物だそうです。
あまり機敏ではありませんが、木登りがとても得意。雑食性で、円山動物園では葉を食べる動物のためのペレット、果物、野菜、牛乳、孟宗竹を食べ易いように加工して与えているとか。
円山動物園では現在6頭のシセンレッサーパンダが飼育されています。
メスの「ココ」とオスの「セイタ」の間には昨年(2014年)に5頭目の赤ちゃんが産まれ、名前は「ホクト」に決まりました。
2010年に誕生した双子の「リリィ」と「ライラ」は他の動物園へ旅立っていきましたが、2012年に産まれた「キン」と「ギン」の双子、2013年に「ギン」のお婿さん候補としてやって来たオスの「エイタ」は、わくわくホリデーアジアゾーンの高山館で暮らしています。
この高山館は屋内の観覧スペースが広く、また大きな窓からは外のスペースにいるレッサーパンダも見えます。
そして特徴的なのは天井付近の「渡り木」。
頭上には線路のような渡り木が巡らされており、頭上を木登りの得意なレッサーパンダが行きかう姿をすぐ近くで見ることが出来るおすすめのスポットになっています。
もちろん外からも外の放飼場を見ることが出来ます。こちらは少し離れた大きな木まで吊り橋が渡してあり、タイミングが良ければ頭上の吊り橋を渡る姿を見ることも出来るかもしれません。(常に渡れるようにはなっていないようです。)
そんな愛くるしい、そして木登りの上手なレッサーパンダたちが頭上を行きかう姿をごらんください。
かわいくてずっと見ていても飽きません!お子さんにもデートにもおすすめです。