おそらく札幌人たちは自分たちは標準語を話していて、方言なんてしゃべっていないと思っているんじゃないかと想像しています。
実際、アクセントなども標準語と大きく変わらず、内地から来た人でも、語尾に~~しょ!や、
~~さ!をつければ、簡単に(?)ネイティブスピーカーの振りができます。
しかし。やっぱりあるんです。方言。
しかも普段あまり標準語と変わらない分、わからない言葉が出てきたときの衝撃は大きく、え、今なんて?
と思わずフリーズしてしまうことも少なくありません。
そんな内地人を一瞬フリーズさせる北海道(もしくは札幌)の方言を少しずつあげてみたいと思います。
語尾に「しょ。」「さ」人によっては「べさ」がつく。
「しょ」・・・標準語の「~~でしょ。」に当たる部分の「で」が抜ける感じ。
「さ」・・・標準語っぽく軽く「~~さ!」というのではなく、「~~さー↓」と伸ばす感じでつける。
これは結構有名ですよね。とってもフレンドリーで、きさくな感じがして、好きです。
単語の最初にアクセントがつく言葉がある。
「椅子」・・・いにアクセントがつく。いす。(赤字がアクセント)
「コーヒー」・・・コにアクセントがつく。コーヒー。
「大通」・・・おにアクセントがつく。おーどーり。
気候、寒さ関係の言葉
「ひゃっこい」「しゃっこい」・・・冷たい。
「しばれる」・・・とても寒い。すごく冷え込んでいる。寒い北海道でも特に厳寒の時に使う。
「ガス」・・・霧のこと。
ごみ関係のことば
「ごみステーション」・・・ごみの集積所、ゴミ捨て場のこと。かっこいいですね。
「投げる」・・・捨てるという意味。「ごみを投げる」はごみを捨てること
その他もいろいろ
☆「なまら]・・・非常に。たいそう。
でも、有名な割には、あまり日常会話で聞いたことがない。
☆「めんこい」・・・可愛い
☆「こわい」・・・疲れる、だるいという意味。怖いことは「おっかない」を使う。
☆「ゆるくない」・・・大変だ。きつい。
☆「ぼっこ」・・・棒のこと。
☆「手袋」は「履く」と言います。「する」とか「つける」じゃありません。
靴下みたいですね。