1月、久しぶりに円山動物園のホッキョクグマに会って来ました。
ホッキョクグマ、キャンディの出産準備ににより、しばらく観覧制限がされていた世界のクマ館ですが、残念ながらキャンディの赤ちゃんは出産時に死亡してしまったそうです。
ホッキョクグマの『キャンディ』は出産の可能性があるため、11月4日(水)より観覧を中止し、室内に収容して出産に備えていたところですが、11月23日(月)午後2時37分頃、1頭出産いたしました。
しかし残念ながら出産後数時間にわたり、キャンディが仔を抱きかかえる等の行動が見られず、また鳴き声や動きなどが認められないことから死亡しているものと判断いたしました。
その後、仔を咥えて運んだり、仔の体を覆っている胎膜を舐め取るといった行動も見られましたが、仔の反応はなく、キャンディが落ち着くのを待って、翌24日(火)に仔を回収し、改めて死亡を確認したところです。
円山動物園公式サイトから引用
残念です…。
そして、ララとリラは、今までのメイン展示場から、格子のついた展示場に移動になりました。以下のような理由からのようです。
「ララ」と「リラ」は現在、「世界の熊館」のメイン展示場におりますが、12月22日(火)の閉園後から、北側の格子のついた展示場(現在「デナリ」が使用しているメイン展示場の左隣)に移動します。
これは、「新ホッキョクグマ・アザラシ館」建設に伴い、3月までには工事の仮囲いが南側に設置されるため、ある程度早い段階から移動して環境に慣れてもらう事と、最近の「リラ」の活発な行動(プールのヘリに乗り出すなど)もあり格子型施設が望ましいと考えられるためです。
円山動物園公式サイトから引用
1歳になったリラ。ララと比べると小さいですが、随分大きくなりました。
ララは中に入ってしまいましたが、一緒に入ったリラは遊び足りないようで、しばらくすると一人で出てきました。
フェンスに飛びついて登るのがお気に入りの様子。雪の上でも結構機敏です。さすがはホッキョクグマ!
雪のかけらをくわえて、ドアの隙間に挟んで遊びます。かけらを隙間につめているうちに取れなくなってしまって、焦る様子がかわいいです。完全に取れなくなってあきらめると、次のかけらを物色。
そしてまたかけらをドアの隙間に挟んで…。
一人遊びが上手なリラなのでした。
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