あまりの可愛さに、気づくとシロクマ、ララとその赤ちゃんの紹介ばかりしてまっていた今日この頃ですが、円山動物園には他にも魅力的な動物たちが沢山います。
今日はそんな魅力的な動物の中からマサイキリンのご紹介を。
円山動物園では現在2頭のマサイキリンを飼育しています。
オスの「ユウマ」とメスの「ナナコ」です。
ナナコはユウマと比べるとかなり小柄なのですが、出産経験もあるおとなのメスです。
熊本市動植物園から、2009年にユウマのもとにお嫁入りしました。
その前年、セブンイレブン円山動物園店がオープンし、その縁でナナコのお嫁入りの際にはセブンイレブンからの支援があったそうです。
それで、ナナコという愛称がついたのですね。
とっても上品な感じの可愛いキリンなんですが、正面から見ると、ほ、ほそい。
思わず羨ましくなってしまいます。
キリンって正面から見ると、こんなに細く見えるんですね。
保護色とも相まって、一瞬見失いそうになる動画をご覧ください。
このナナコは2008年に老衰でなくなった「タカヨ」の孫にあたるそうです。
先代の「タカヨ」は、死亡時30歳6ヶ月。日本の動物園における最長寿記録だったそうです。
そして13回というこれまた日本最多記録の繁殖に成功したというのですから、もともと暑い国の動物であるキリンが良くこの北国の札幌で頑張って・・・と感慨深いですね。
実はこのタカヨ、今は骨格標本になって、園内の動物科学館に象の花子の骨格標本と並んで展示してあります。
こういう経緯を知ると、動物科学館の標本にも頑張ってくれてありがとう、と声をかけたくなりますね。