【特集記事】転校生目線で見た子どもの生活と北海道・札幌ルール もくじ
小学校はプール授業がある
札幌の小学校は、プール授業があります。中学以降はその学校によるようです。
小学校のプールは、暖かい地方のような屋外プールではありません。屋内プールです。屋内と言っても、校舎内にあるわけではなく、ビニールハウスのような屋根がついている、と言えばいいでしょうか。屋根がついているので、屋外プールよりは、気温に左右されないようです。学校によっては、学校の敷地内にあるところもあるし、敷地の外にある場合もあるようです。
時期は?回数は?
プール開きは、大体6月の終わり頃。回数は、夏休み前に数回、夏休み後に数回といったところが多いようです。夏休み後と言っても、札幌の夏休み終了は8月の半ばなので、主に8月です。9月にプールがあるとしても最初の方の少しだけだと思います。
授業はレベル別に、グループを分けて行うようです。回数も少ないですし、夏休みも、プール開放はあっても水泳指導はないので、正直学校だけで泳ぎをマスターするのは難しいと思われます。
スクール水着を着ないってホント?
水着も自由だった!
転校生の驚きポイントは、ここ!
スクール水着を着ている子がほとんどいません。
小学校の水着は「自由」です。多分札幌の小学校では、それが普通なんだと思います。
「自由」なので、もちろんスクール水着でも構わないのですが、「自由」と言われてあえてスクール水着を選択する小学生は、かなりストイックなごく少数派だと思われます。
女の子は大体、カラフルで可愛い、思い思いの水着を着ています。男の子も、競泳用の水着より、海水浴に行くような、トランクスタイプの水着を着ている子が多いようです。
スクール水着は日の目を見ず…
内地にいるときは、指定のスクール水着に、指定の水泳帽で、これまた指定の大きさのゼッケンのような名札をつけ、大きくクラスや名前を書いてべたっと貼っていたのですが、多分札幌でそれを着ると、浮きます。(水にではなく…)
実はうちは最初のプール授業のとき、いくら自由とはいっても、スクール水着っぽいものが多いのではないかな~と思って、以前着ていたスクール水着と、遊び着用の水着と、一応両方持たせてみたんです。結果は、「だ~れもこういうの(スクール水着)着てなかった!」(子ども談)ということで、遊び着っぽい水着が正解でした(*∩ω∩)
以来、一度もスクール水着を着ることなく、今に至ります。うちの子の通っている小学校では水着は本当に自由で、ワンピースタイプでもセパレートタイプでも、スカートやフリフリが付いていても構わないようです。ゼッケンをつけることもありません。
プールのある日は、水泳バッグに水着と水泳帽(これも自由)、巻きタオルなどと、いる人はゴーグルを入れて持っていきます。
夏休みのプールはある?
小学校のプールでは、ほとんどが夏休みはプール開放があります。とは言っても、水泳授業ではなく、PTAが管理する形のプール開放で、土曜日や日曜日の決められた日の開放になることが多いようです。
利用対象は、地域の小学生と付き添いのいる幼児です。学校主催ではないので、学年で時間を決められているわけではなく、希望者のみです。自由にプールで遊ぶといった使い方です。
以上札幌の小学校のプール事情でした。
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