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札幌といえば、札幌ラーメン

でも、札幌だけではなく、北海道では旭川ラーメン、函館ラーメンなども有名です。寒い北海道では体が温まるコクのあるラーメンが昔から大人気。北海道のラーメンは、なんと「北海道遺産」のひとつに選定されているそうです。

でも、ここは札幌だからいろんな地域のラーメンは食べられないんじゃ・・・。と思いきや、一箇所でいろんなラーメンを食べることのできる場所がありました!

そんな道民にも、観光客にも人気の、北海道を中心とした選りすぐりのラーメン店が集うフードテーマパーク、札幌ら~めん共和国をご紹介します。

公式ホームページによると、

「札幌ら~めん共和国」では、「北のラーメンフロンティア」をテーマに掲げ、北海道のラーメン文化の殿堂づくりを目指します。

ということで、H16年にオープンし、昨年10月に10周年を迎えたそうです。

るるぶ

JR札幌駅(通称サツエキ)から直結のショッピングビル、エスタ。このエスタの10階はレストラン街になっているのですが、その一角に札幌らーめん共和国はあります。

「札幌ら~めん共和国」(どうも正式名称は「らーめん」でなく、「らめん」らしいです。)と書かれた一見壁のような入り口を入ると、中はレトロな雰囲気の異空間が。

ら~めん共和国のテーマ曲?らしきBGMと時々汽笛や踏切の音が鳴り響く中、おみやげ専門店と一緒に踏切とSL(なると号というんだそうです)が目を引きます。

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全体的に昭和20年代の町並みを味わえる雰囲気となっており、入り組んだ路地風の通路を行くと中は意外と広く、八軒のラーメン店が立ち並んでいます。

どこのお店も美味しそうで、呼び込みの店員さんの声も威勢がよく、どこに入ろうか目移りしてしまいます。

ところどころに、ら~めん神「ら・ぶ~」の祠や、国賓の三畳間(休憩所らしい)といった、遊び心あふれるスポットが用意されていて、お子さんも喜ぶこと間違いなし。

老舗のラーメン屋さんだと子連れにはちょっと敷居が高い所もありますが、ここはどこの店も大体ハーフサイズのラーメンが用意されていたりして、子連れも女性もウェルカムな感じが嬉しいです。

各店内には、「ら~票」という投票用紙があり、それに評価を書き込んでSL広場にある投票箱に入れると、その結果によりら~めん共和国の元首、「ら~めん王」が毎月選ばれる仕組みになっています。(毎月のら~めん王はwebサイトや館内で発表。)

共和国内の八軒のラーメン店ですが、時々入れ替わりがあり、卒業して行った店を含めたこの10年間の有力ラーメン店のべ歴代出店店舗数は43店舗にのぼるそうです。

駅からのアクセスの良さもあって観光客からの人気も高く、特に土日や長期休みの時期はとてもにぎわっています。

暑い時期にラーメンはちょっとな~という方も、8月18日までの期間限定で各店それぞれ工夫をこらした個性的な「夏の麺」があり、おすすめです。

年中無休(年末年始は営業時間が変更になる場合もあり)というのも嬉しいですね。
営業時間は、11:00~22:00(ラストオーダー21:45)

サツエキ近辺でラーメンを食べたくなったら、是非!