こちらは2017年の記事です。最新はこちらをどうぞ

71thさっぽろ雪まつり2020のみどころは?札幌市民おすすめの観光ポイントはここ

トット商店街

5丁目東の大雪像は、トット商店街。黒柳徹子さんをモチーフとした天女がテレビを持って舞い降りているようなデザイン。このテレビに映るものは何なのでしょう?開催前からワクワクするような、注目の雪像でした。

この「トット商店街」は、札幌国際芸術祭2017の一環として造られたプログラムだそうです。

2017年8月から10月まで開催される、札幌国際芸術祭2017の公式プログラムとして制作された本作は、テレビの歴史を体現している黒柳徹子さんの姿をした天女が、巨大な街頭テレビを携え、商店街に舞い降りている雪像です。

芸術祭の一環だけあって、可愛らしさの中ににもモダンなセンスが感じられる素敵な大雪像ですね。

市電をテーマにした影絵

市電好きにはたまらない影絵。札幌の街の移り変わりを表していて、思わず引き込まれました。なんだかこう、心がほっこり、穏やかになれる影絵の魅力を感じられます。音楽も素敵!見終わってもいつまでも耳に残る、市電のイメージぴったりのBGMでした。

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大雪像×アニメーション×影絵劇

観る前はどういうものをアニメーション×影絵劇というのか分からなかったので、興味津々だったのですが、見て、なるほど!と納得。アニメーションを雪像のテレビスクリーンに映すと同時にステージの前にある目隠しのところで、影絵を人が動かして演じているのですね!

それだけではなく、ステージ上にそれまで影絵の人形?を動かしていた役者さんが演者さんとして登場。狼…じゃなくて犬のジョンも登場。アニメに合わせた動きで、日本の春夏秋冬を、流れて来るノスタルジー溢れる歌とともに表現します。

この舞台、とても良かったです。さすが芸術祭!まず曲がいいですし、アニメも影絵もほっこりします。演者さんの動きも計算されていて、思わずクスリとさせられます。他のクールでスタイリッシュなプロジェクションマッピングとは一線を画した、別の良さがありました。

最初にトットちゃんが黒柳徹子さんの声で喋ったときは、思わず動揺( ✧Д✧) してしまいましたが、(テレビに注目していて、トットちゃんはノーマークだったので…)本当にオススメできる今年ぜひ見てもらいたい舞台だと思いました。

小さいお子さんから年配の方まで、全年齢が楽しめるプログラムです。

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スタイリッシュなプロジェクションマッピングにちょっと疲れたら、ぜひ5丁目東で癒されてください。

上演時間は、日没後、17:15/18:00/19:00/20:00。15分弱のプログラムです。

公式サイトはこちら→トット商店街のサイト

雪像ができるまで

▼こちらは1/14時点の5丁目東の様子。もうコンパネと呼ばれる板が外されていますね。

▼こちらは1/21時点の5丁目東の様子。

▼こちらは2/4時点の5丁目東の様子。

参照:さっぽろ雪まつり公式サイト・公式ガイドブック