今回は円山動物園のアイドル、ホッキョクグマのララとその赤ちゃんを紹介したいと思います。

シロクマ、ララと赤ちゃん

現在円山動物園には、メスの「ララ」、オスの「デナリ」、メスの「キャンディ」そしてララとデナリのペアの「赤ちゃん」の4頭のホッキョクグマがいます。

赤ちゃんは2014年の年末、12月21日に誕生しました。
ですから、生後5ヶ月です。

さて、このメスのララですが、実はすごいお母さんクマなんです!

1994年11月20日生まれ。20歳ですね。
気性は荒く、警戒心が強く、頭が良くて、好きな食べ物はスイカ。

そしてなんと、赤ちゃんを産み育てるのは8頭目。

これは国内単独トップの記録だそうです。

オスのデナリとの間には、既に7頭のこども「ツヨシ」、「ピリカ」、「イコロ&キロル」、「アイラ」、「ポロロ&マルル」の仔がおり、皆大きくなって円山動物園を旅立っていきました。

旭山動物園にはルルというホッキョクグマがおりますが、ララとルルは双子の姉妹だそうです。

現在公開中のアイドル、ララの赤ちゃんですが、なぜ「ララの赤ちゃん」と呼ばれているかというと、まだ性別が判明しておらず、名前がついていないからです。

6月末くらいに判明する予定ということなので、もうそろそろですね。
7/5追記:7月上旬にずれこんだようです。

実は以前、オスだと思って「ツヨシ」と名付けたら後にメスだったと判明したということがあって、(その後の仔、ピリカも後にメスだったと判明)円山動物園としては名付けが少しくらい遅れても性別の判定は慎重に行うということらしいです。

赤ちゃんの名前は、7月に名前候補の来園者投票を行い、8月中旬くらいに決定する予定です。

どんな名前になるか、楽しみですね!

このララの赤ちゃんですが、もう本当に可愛らしいです。

ホッキョクグマの赤ちゃんてなんでこんなにキュートなんでしょうね。

今回ご紹介する動画は、ララの赤ちゃんが生後4ヶ月頃のものです。

今はもっと大きくなって動きも活発になっていますが、この頃はまだ歩き方も赤ちゃんっぽくて、見ていて斜面から転がり落ちないかハラハラする感じでした。
(案の定さっそく転んでいました。)

段差を登るのにも四苦八苦しつつ、やっと登ったらうだうだ、ころころといった状態ですが、手(前足?)で自分の顔を触ったり、ごろごろしながら遊ぶ仕草が、ハイハイの時期の人間の赤ちゃんを思わせてなんとも可愛らしいんです。

周囲を警戒する感じのララとは対照的なほのぼの空間が赤ちゃんのまわりだけ展開されているのにご注目ください。

癒されますね~。