2019年2月12日に行われた北海道公立高校の推薦入試。その内定者数が発表となりました。

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推薦と連携型内定者数が発表

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2019年2月21日、北海道公立高校の推薦と連携型内定者数が各高校の掲示と夕刊で発表されました。ちなみに連携型とは中高一貫校の連携型選抜のことを指し、北海道全体で7校が実施しました。

北海道新聞によると、北海道の全日制の推薦は

募集人員の推薦枠9219人に対して4384人が出願し、3792人の合格が内定した。

とのことです。つまりどういうことかざっくりと言うと、

・出願者数が募集人員に満たない高校もたくさんある。
・推薦で出願しても落ちることもある。

とうことです。

また、推薦選抜を行なった高校は前年度より4校少ない122校でした。

札幌市の状況

2倍以上の倍率だったのは

札幌市を含む石狩学区では連携型選抜を行う公立高校はありません。推薦に関しては、倍率が2倍以上となったのは定時制の市立札幌大通の普通科。30人の募集人員に対して午前部:94名、午後部:85名の出願数があり、それぞれ30名が内定しました。倍率はそれぞれ3.1倍と2.8倍。夜間部は50の募集人員に対して35名の出願数でしたが、内定者は50名。午前部、午後部の第二志望ということで夜間で内定した人がいる模様です。

また全日制では、空知学区、三笠の食物調理が2.0倍でした。

全日制の推薦は

石狩学区の全日制2019年の推薦入試は、募集人員に対して推薦の出願者数が上回っている学校・学科はそれほど多くありません。

石狩学区の全日制で推薦の出願者数が募集人員を超えた学校は以下の通り。そしてこれらの高校の推薦内定者数は募集人員ぴったりになっています。

学校名 学科名 推薦標準枠 推薦出願者数 推薦内定者数
札幌国際情報 普通 24 42 24
札幌国際情報 国際文化 40 43 40
北広島 普通 64 72 64
札幌東商業 国際経済 40 44 40
札幌旭丘 普通 64 79 64
札幌平岸 デザインアート 20 22 20
札幌新川 普通 64 74 64

※札幌旭丘より下は札幌市立高校

札幌東商業・国際経済は第2志望で他の学科へ内定した人がいる模様で、流通経済が出願33に対し内定者34、情報処理が出願14に対し内定者16となっています。

参照:北海道新聞2月19日夕刊

内定しなかった場合

惜しくも内定が出なかった場合は、一般入試に再出願することができます。期間は2019年2月20日~2月22日正午までとなっていますが、在籍中学の指示に従いましょう。厳しい推薦の条件を満たしていたのですから、一般入試でも十分合格できる実力があるのだと思います。どうぞ実力を出し切ってください。再出願後の出願状況の発表は2月27日。各高校の掲示、道教委のHPで確認できます。

一般入試日程

一般入試の学力検査日は、2019年3月5日(火)
合格発表日2019年3月18日(月)となっています。

受検生のみなさんはラストスパートの時期ですね。体調には十分気をつけてください。応援しています。